2008年3月20日木曜日

総合医・家庭医とデパートの話

 前回のワークショップに関連した話。田舎の地域医療と村作りの話なので、最初はデパートと総合病院の話は抜きにしようと思っていました。”総合病院が欲しい。デパートが欲しい。以上。”となるのを恐れていたのでした。でも考えてみれば、欲しいのは総合病院やデパートという建物そのものではなくて、各専門家の診察や欲しい品物だろうと思います。さて、ここからは想像の世界。インターネットを利用した大きな画像が目の前にあり、専門家が現れ、総合医・家庭医と患者さんがこちら側にいるとします。患者さんの本当の不安や心配を医療という言葉に翻訳して専門家に伝える総合医・家庭医が当の患者さんとともにいて、一方専門家からは彼が医学的な判断に必要な診察や処置の指示で行うのです。患者さんが納得いけば、総合医・家庭医がひきつづき診療し、場合によっては後方病院に連絡することになるでしょうが、ただの紹介とは違う満足感がえられるように思います。わざわざデパートにいかなくても、最高に見立ての良い信頼できる知り合いから紹介された商品を買うほうが良い場合が多々ありますよね。インターネット環境の整備はできそうですし、専門家も定年退職された教授先生で地域医療に理解のある方にリーゾナブルな報酬でお願いできるかも・・・するとあとはレベルの高い信頼のおける総合医・家庭医がいれば良いことになります。みんな頑張ろうね。

0 件のコメント: