地域医療の方法
日常診療の中に見え隠れする地域医療の形或いは文法をremark。 言葉が僕を去らないように、願わくばいつか誰かの夢に現れるように。
2008年3月5日水曜日
ただいま引っ越し中に見つけたもの
診療所の所長室を引っ越しています。同じ階の2つとなりの部屋なのですが、この18年間にたまった書類やら本やら、あるいは何かの記念品やらの多いこと・・・それより驚くべきは、そのほとんどがただそこに置いてあるだけで、ほぼ全く使われていなかったことでした。本なども確かに読んで赤線を引いた形跡はあるのですが、その記憶がない。昔の記念写真の僕は確かに相当若くて髪の毛も真っ黒ですが、ウーム、考えていることはあんまり変わってないや。
内容は無限にあるのだけれど、それらはすぐに役立たなくなったり忘れてしまったりだから、本当に重要なのはその形式あるいはスタイルなのだと思います。ところで、これを医療に敷衍すると、専門医と総合医・家庭医の話にもなるのだけれど、皆な気づいているのかな。意味を決定づけるのは、内容ではなくて、その形式/スタイルなのだということを。ある形式/スタイルを受け入れるということは、その形式/スタイルとそれが指し示す価値観も共有することにもなりますね。
現実逃避はいけない。引っ越しをすすめなきゃ。
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