2008年8月17日日曜日

full metal なシャボン玉を飛ばせ

 先日8月9日、ついに新しい診療施設・組織(heart station)に関するワークショップを行いました。村の保健福祉・医療分野の方たち、伊東市民病院の研修医さんや弘前大学医学部の学生さんたち、そして健康作りに感心のある村の方たち、総勢70名の大きなものになりました。およそ5時間にわたる研究集会にもかかわらず真剣に討議いただき、ただただ感謝の一言です。本当に楽しかった。ただ、その感動や感慨をうまくまとめることができず、なかば放心状態で1ヶ月が過ぎてしまいました。
 楽しいコミュニティー作りと地域医療の実践、そして地域医療の研究・教育施設の運営を連動させたその全体をheart station projectと呼んでいます。3−4年後を目指した計画で、今回はその第一歩となるワークショップでした。夢のようなvisionとそれに連なるように浮上するアイデアの数々が、夏の陽光を浴びて空に舞い上がる無数の美しいシャボン玉のようで、僕は(僕たちは)軽い眩暈の中で打ち震えるようでした。
 しかしながら、シャボン玉が風にまけずに空高く舞い上がるには、おもいっきり現実的な対応と戦略が必要になるはずです。僕らは・・・full metalなシャボン玉をつくろう。そして皆の力で空高く飛ばそう。あらためて、参加いただいた方たちのご協力に感謝いたします。