2009年3月6日金曜日

confusion, jazz, and primary care

 大変な事態で混乱しています。どうも春から常勤医が一人減ってしまう公算が高くなってしまいました。3人でやりくりしている地域の医療がただ1名の減員で大きく変わってしまうことは予想していたものの、いざ現実化するとなると不思議な感覚になります。悪夢が現実化したような、あれれ、これは夢で見たあれだ!ついに夢に追いつかれてしまったのか!という風に。
 しかし一方で、この混乱を比較的冷静に見ている自分がいることもまた事実で、深呼吸をしてぼうっと空を見上げた時のjazzyな感覚も同時に自覚できるようです。敢えて(やせ我慢ということですね)言えば、これがprimary careの性質であって、混乱と不安定性こそが地域医療の本性であるとも思います。ですから、primary care研修にはもってこいの環境が、敢えて言えば(超やせ我慢ということですが)整うことになりました。来たれ若人。confusion, jazz, and primary careという妙なキャッチフレーズを考えつく僕は、ちょっと、どうかしているでしょうか。大丈夫かなあ。俺。
 追伸:家庭医療・地域医療を目指す医師たちに告ぐ。ハヤクキテクレ。

1 件のコメント:

bycomet さんのコメント...

松岡先生

 ご無事で何よりでした。大病かもしれないのに冷静だった姿勢は、悟りの境地でしょうか。また時々のぞきにきます。
 「混乱と不安定性こそが地域医療の本性である」まさに同感です。いつも混乱と不安定の中に身を投じて耐えながら、新しいこと、楽しいことを考えていきたいです。
 着実に感化されて輩出されてくる研修医たちには驚きます。借りをお返しできる日を夢見て房総でがんばりたいと思います。余裕があればお手伝いに行きます。 F