2010年8月7日土曜日

go england go

 秋に英国に出かける予定。昨年は医師数が1名減ってしまってそんな余裕もなかったのだけれど、今年はなんとか行けそうです。たった1週間なのですが、目的は2つありました。1つは新しい診療所を中核にした地域医療・家庭医療のネットワークを広げて、この分野を希望する若い人たちにとってより活動的で魅力のある機会を提供できる施設になること(この地域の医師確保が大きなテーマではあるのですが)。そのための布石。もう1つは個人的なもので、GP(一般医:general practicioner)と言えば英国がオリジナルという感覚がずっとあって、米国式のFP(家庭医:family physician)とはちょっと毛色が違うgeneralistたちの実際の活動、その考え方や行動の生の姿を見てみたいというのがありました。医療システムの違いや民族性の違いはもちろんあるにしても、医師・患者という1対1のそのリアルな場面で生成されるだろう日常診療には共通の形式と問題点があるはずで、それを見たり或いは議論してみたいということでした。GPとしての自分をさがすような或いは確かめるような旅にもなるはずなのですが、かんじんの英語力がなあ・・・それでも気分はgo go englandです(いくぶん昭和的)。

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