2008年2月28日木曜日

network diver-明日の医師を思う

 恥ずかしながら、今日初めて職場のホームページを作ってみました。とてもシンプルですっきりした、見るからに初心者のものです。これが一般に認知されるまでは、とてつもない時間がかかるのだろうと思うのですが、それでも明らかにネット社会に触れている感触があります。ただしHPの場合はある意味で看板みたいなものですから主張が一方的です。顔を見られながらのコミュニケーションではないので意識だけが虚空に突出している感じが妙です。コメントをもらうのも勇気がいります。なにせ、唐突に固い意識のかたまりをぶつけられそうだから・・・
 患者さんたちとそのご家族、ご近所と世間。挨拶するときのほんの少しのまなざしや息づかいや、声のトーンで現実のネットはいつも揺らいでいるようです。これを文脈といっても良いのだけれど、自分という要素が抜き差しならずに係わってしまうので、海のような感触のネットワークの中で、そのネットワーク自体を形成している自分というイメージです。この中で行なわれる医療という行為は、かなり意識的である必要があると思うのです。network diverー明日の医師は、このように言われるかもしれません。それは自治医科大学の卒業生たちが黙々と歩き続けてきた道に刻まれた影から、新たな生命をえて飛び立つ鳥たちのようだ。え〜、なんとなくわかりますか?ちょっと調子に乗りすぎました。では、また。